“青面獣”北京に“急先鋒”と闘う

“青面獣”北京に“急先鋒”と闘う

「両名とも、心して力の限りを尽くすよう。
今日から北京一の勇者の名が変わるかもしれぬのだからな」
 壇上から梁中書の意を受けた李成が令を下すと、合図の銅鑼が一打ちされ、
 試合場の両端から二頭の馬が飛び出していく。
「いざっ」
 日はもうだいぶ傾き、濃さを増した陽光が、
 索超の大斧の上を黄金の漣となって走り過ぎた。


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